マレーシア法人設立ナビ Malaysia Company Incorporation Guide

Malaysia Company Incorporation Guide

マレーシアの法人設立を、
条件から逆算して設計する。

Sdn Bhdかラブアン法人か。法人税24%か3%か。ビザは取れるか。日本側で合算課税されないか。マレーシア法人設立ナビは、マレーシア法人設立の判断に必要な情報を、一次資料に基づいて日本語で解説する専門メディアです。

Process

法人設立は「決める順番」で結果が変わる

税率の比較から入ると、ほぼ確実に設計を間違えます。実務の順番はこの5ステップです。

01

事業実態の所在を決める

顧客はどこにいるか、誰がどこで働くか、意思決定はどこで行うか。ここが器の選択と税務判定のすべての起点になります。

02

法人形態を選ぶ

本土のSdn Bhd、支店、駐在員事務所、ラブアン法人。国内向けか国外向けかで、選ぶべき器が変わります。

03

税務を設計する

マレーシア側の税率だけでなく、日本側の外国子会社合算税制まで含めて、合算課税が生じない構造かを確認します。

04

ビザから逆算する

就労ビザの要件は資本金や給与水準に紐づきます。設立後に気づくと増資のやり直しになります。

05

法人口座を開設する

設立より難易度が高い工程です。実体の薄い法人は口座が開けません。設立段階から審査を意識した準備をします。

Categories

知りたいことから探す

設立手続き、ラブアン法人、税務、ビザ、口座開設、設立後の運営まで、検討フェーズごとに整理しています。

法人設立ガイド

どの器(法人形態)を選ぶかで、税率も、必要な人員も、取れるビザも変わります。設立を検討し始めたら、まずこのカテゴリから読み進めてください。

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ラブアン法人

マレーシア法人設立を検討する日本人が最終的に行き着くのがラブアン法人です。ただし「3%」は条件付きです。仕組みと落とし穴を正確に整理します。

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税務・法人税

税率の数字だけを見ても意味がありません。「どの所得に」「いつ」課税されるのかまで含めて、マレーシア法人の税務を整理します。

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ビザ・就労許可

法人を作っただけでは住めません。設立と就労許可はセットで設計する必要があります。ビザから逆算した法人設計を解説します。

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銀行口座・資金

設立より難易度が高いのが法人口座です。審査で落ちないための準備と、開設後の資金移動の実務を解説します。

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設立後の運営

法人は作って終わりではなく、毎年のコンプライアンスが発生します。放置すると罰金・取締役の資格制限につながる領域です。

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国別比較

「どの国が一番安いか」ではなく「あなたの事業実態でどこが成立するか」で選ぶべきです。判断軸から比較します。

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事業別ケース

同じマレーシア法人でも、事業内容によって最適な形態も税務上の扱いも変わります。ケース別に成立条件を整理します。

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マレーシア法人設立のよくある質問

マレーシアで法人を設立するのに、いくらかかりますか?

本土のSdn Bhd(非公開有限会社)であれば、SSMへの登記手数料はRM1,000(名称予約RM50を含めても約RM1,050)です。ただし実務ではカンパニーセクレタリーの選任・登録住所・定款作成などを代行会社に依頼するのが一般的で、設立一式でRM4,000〜8,000程度が相場です。ラブアン法人は登録エージェント経由でのみ設立でき、初期費用はUSD3,000〜6,000程度が目安になります。いずれも年間の維持費(セクレタリー費用・会計監査・年次申告)が別途かかります。

日本に住んだままマレーシア法人を持つことはできますか?

会社を設立すること自体は可能ですが、税務上は注意が必要です。日本の居住者が持分5%以上を保有する場合、租税負担割合が20%未満の外国関係会社は「外国子会社合算税制(タックスヘイブン対策税制)」の対象となり、経済活動基準を満たさなければ会社の所得が日本側で合算課税されます。法人税3%のラブアン法人はこの基準に直接かかります。「マレーシアに法人を作れば日本の税金がかからない」という理解は誤りです。必ず国際税務に詳しい税理士に確認してください。

マレーシア法人の取締役に、マレーシア人が必要ですか?

国籍要件はありません。Companies Act 2016では、Sdn Bhdには「マレーシアに主たる居所を有する(ordinarily resident)取締役が最低1名」必要と定められています。国籍ではなく居所の要件なので、就労ビザや長期滞在ビザを持つ日本人が取締役に就任すれば要件を満たせます。設立当初は代行会社がノミニーディレクターを提供するケースもありますが、実質的な支配関係が問われるため慎重な設計が必要です。

ラブアン法人の法人税は本当に3%ですか?

条件を満たした場合のみです。Labuan Business Activity Tax Act 1990(LBATA)により、ラブアンでの「トレーディング活動」からの所得は監査済み純利益の3%、投資保有などの「ノントレーディング活動」は0%が適用されます。ただし2019年以降、業種別に定められた実質活動要件(最低フルタイム従業員数・ラブアンでの年間運営支出額)を満たさない場合、この優遇は適用されず、通常の所得税法に基づく24%課税となります。「登記しただけの箱」では3%は使えません。

法人を設立すれば、マレーシアに住めますか?

自動的には住めません。法人設立と就労許可は別の手続きです。本土のSdn Bhdであれば、法人が雇用主となってEmployment Pass(EP)を申請しますが、払込資本や事業実態の審査があり、2026年6月以降は最低給与基準も引き上げられています。ラブアン法人の場合はディレクター向けのワークパーミットが用意されていますが、こちらも要件は厳格化の傾向にあります。法人形態はビザから逆算して決めるのが実務上の鉄則です。

マレーシア法人設立、条件から逆算して整理しませんか?

本土のSdn Bhdかラブアン法人か、資本金をいくらにするか、ビザは取れるか、日本側の合算税制はどうなるか。順番を間違えると後戻りできません。まずは無料相談で、あなたの事業実態に合う設計を整理できます。